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2022/02/18 12:38

つくるには「作る」、「造る」、「創る」などの様々な漢字が存在しますが、ワインの場合はどう表現すべきでしょうか。

 

一般的には、

「作る」は比較的小さい、または無形のものに、

「造る」はより大きなものに対して、

「創る」は創造力を働かせて新しいものを産み出すことに対して、用いられるようです。

 

クラフトワインパークでは、ワインについて表現する際は、

あえて漢字を使わず「つくる」と平仮名の使用に限っています。

 

例えば、一般的なワインづくりに関して表す際には「作る」が使用されていることが多いかと思います。

一方でワインの醸造過程を説明する際は、大規模なイメージから「造る」が使われることがあります。

また大量生産ではない唯一無二のワインを産み出す、または独創的な醸造方法でワインを醸す場合は「創る」を用いることもあるでしょう。

 

ワインづくりと一言で言っても、その場面ごとに表現方法は異なるべきで

あり、また一つに絞ることができないと感じています。

 

ワインづくりには決して同じものは存在しません。

原料となるぶどうは勿論のこと、ぶどう畑の土壌と地形、そして気候、つくり手がかける時間や想い、醸造技術、全てが合わさり、ワインを産み出すことができると考えています。

 

クラフトワインパークの名前にもある「クラフト」には、つくり手のワインづくりに対する情熱や想い、ぶどうを育む大自然への感謝の気持ち、またその過程を大切にしたい、

そしてつくり手の想いがつまったワインを皆様にお届けしたい、という想いと意志を込めています。

 

些細なことではありますが、ワインを「つくる」と表すことで、

クラフトワインパークが大切にする“ワインづくり”に対する想いを感じていただければ幸いです。