入学・卒業・入社・転職・引越し・・・

多くの出会いと別れが交差する春がもうすぐやってきます。

実はスパークリングワインやシャンパンは、『門出のワイン』としても知られ、

新たな門出を迎えるお祝いにとてもお勧めなワインです♪

その言われは、出荷前に行われる、最後の仕上げ「ドサージュ」。

ワインづくりの最終工程で行う補糖です。

この補糖で使われるリキュールを「門出のリキュール」と呼び、ドサージュを終えたワインは晴れて出荷となります！

このリキュールにはワインやコニャックなど、つくり手により様々なアルコールが使われるようですが、何が入っているかは企業秘密であることが多いそう。まさに隠し味ですね♪

ニュージーランドを代表する伝統方式スパークリングワイン（Methode traditionnelle)の生産者で、ドサージュを経たスパークリングワインをつくるワイナリーをご紹介します。

■ニュージーランド南島　マールボロ　ヨハネショフ　セラーズ

同生産者がつくるスパークリングワインで特出すべき点は、まず瓶内熟成期間の長さ！

通常1年半から3年が多いところ、7年もの熟成期間を経てつくられています。

瓶内に残るオリ（ワイン中の沈殿物）により、特殊なアミノ酸の成分がとけて旨味が増しますが、この熟成期間が長いほど、よりまろやかに。さらにワインに含まれる二酸化炭素の泡が時間をかけて溶け込んでいくため、繊細で細かい泡を楽しめます！

その滑らかさはとてもエレガント。

送別やお祝いの贈り物にいかがでしょうか？

①2009 ﾖﾊﾈｼｮﾌ・ｾﾗｰｽﾞ　ｴﾐｰ　ﾌﾞﾘｭｯﾄ　ﾒｿｯﾄﾞ・ﾄﾗﾃﾞｨｼｮﾈﾙ

■タイプ：白（スパークリング）　
■伝統方式／メソッド・トラディショネル
■アルコール度数：12.5％　
■残糖度：4g/L　
■残Sulfite 値：60mg/L
■品種：ピノ・ノワール75％、シャルドネ25％

果実味　：★★☆☆☆
爽快さ　：★★★★☆